桃尻文庫

スパモノレビュー『でぃしスパ!!!〜うけみちゃんのはじめてのスパンキングおしりぺんぺん〜』

お尻を叩かれたいという願望を秘めた少女が年上の女性と出会い、初めてのスパを経験するという漫画作品です。作者は漫画家の松山せいじ先生。OTKでの平手ながら叩く描写は力強く、お尻の状態から泣き顔からフェチ心を刺激されます。

でぃしスパ!!!〜うけみちゃんのはじめてのスパンキングおしりぺんぺん〜

以下、ネタバレ注意。


とりわけ惹かれる要素であるのが、幼い頃からお尻叩きに憧れていた子が主人公という点でした。なまじ良い子なばかりに本当のお仕置きの機会も訪れず、秘めた願望の特異さから自分は変態だと思ってしまう。

そんな悩みがリアルなお尻叩きの中で肯定され、自分自身でも認め開放されるという流れは、同じように願望を秘めてきた者にとっては、ある種のカタルシスかもです。

特に「私の夢」と表現している所が印象に残るのですが、物心ついた頃から願望を秘めて生きる鬱屈といい、このあたりの単語にしっくりくる感情こそ、スパンキングというジャンルが、他の所謂エロを求める時の陽的なテンションとは少し異なる性格なのかな、と思う所以だったりします。

というわけで紙でも予約していたのですが、電子の方が早かったのでつい買ってしまいました。読み応えたっぷり、キー願望を秘めている人、あるいは、そういうキーに惹かれる方にもおすすめです。