2014年03月 - 桃尻文庫

隣の部屋の音

1
仕事の都合で、とある地方のベッドタウン、安アパートの一室に引っ越した。築年数が古く、設備のあちこちにやれた雰囲気が見て取れたが、間取りの割に家賃の手頃な物件だった。

長くても半年かそこら滞在するだけだし、休日以外は寝に帰るようなもの。だから、各所の古めかしさや湯船の狭さにも、大して不満は無かった。

だが唯一、失敗したと痛感したのが、壁の薄さを気にしなかった点だ。そのせいで俺は、少し特殊な騒音に悩まされることになったのである。

続きを読む

拍手コメント返信&お知らせ

・返信
 すももさん、はじめまして!

 すももさんの場合、幼い頃に目撃した強烈な印象が、現在の趣味に繋がっているんですね。
 子供心に他の子が泣き喚く声や姿というのは、それだけで強く感情を揺さぶられる体験ですし、
 平手打ちしか知らない立場からしたら、皮ベルトが出てきた衝撃も絶大だったでしょうね。

 お浣腸が実際にお仕置きに使われたというのは、今回、初めて聞かせていただきました。
 昔は疳の虫にお灸やお浣腸が効く~と言われていたり(辛くてグッタリするだけな気も…)、
 体調を悪くすると、とりあえずお浣腸~なんていうのは聞いたことがあったので、
 多分、今よりずっと身近な療法?だったとは思ってましたが、お仕置きも本当にあったんですねー。

 お尻叩き・お浣腸・お灸は、何故か非常に相性が良いようなので、
 あの話を書いた後から、また少し気になっていたりします。
 注射で逃げちゃうヘタレな子というシチュエーションと組み合わせるとしたら、
 逃げたお仕置き+我慢強さを付けるために…みたいな感じですかね。
 お仕置き書き欲求を高めてくれるお話と、素敵なアイデアを頂いちゃいましたね。

 コメントありがとうございました。
 これからも桃尻文庫をお楽しみいただければと思います!


・お知らせ
 実はブログ開設以来、何人かの方に拍手コメントをいただいていたのですが、
 一部、返信し損ねておりました。 申し訳ございません。

 web拍手の仕様上、非公開だと返信自体ができませんし、
 そもそも相手は確認する手段もないらしく、いずれにせよ双方向なやりとりは難しいようです。
 というわけで、以降は記事コメントの方に統一しちゃおうかと思います。

 もしなんでしたら「管理者のみに表示」にチェックを入れていただければ、非公開にできますので、
 コメント欄に残るのが嫌だーという方は、そちらでよろしくお願いします。
 数ヶ月も前のことですが、返信する機会を逃してしまったかた、ごめんなさい。

お仕置きウインドウショッピング 『布団たたき』

 このブログの管理人であるしおごはんは、家庭的なお尻叩きが好きだ!
 ……というのは、まあ、この記事をご覧のみなさんはある程度ご存知かと思いますが、
 なかでもとりわけ『布団たたき』に強い魅力を感じていたりするわけです。

 ちなみに、英語圏ではCarpet beaterという名称で、似たようなモノがあります。
 後々紹介しますけど、日本版より少し複雑な編み方ですが、
 籐製の如何にもな形状だったりして、もちろん、お尻叩きにも活躍しております。
 まあ、詳しくはSpanking Carpet beaterとかで動画検索してみるとよろしいかと。

 で、つまり何がやりたいのかというとですね、今回は布団たたきをネタにして、
 ああでもない、こうでもないと言ってみようかなとか思ったわけですよ。

 まあなんというか、お仕置き関係をアレコレ見て妄想するのが日常の癒やしという、
 変な趣味にお付き合いください……。

続きを読む

アキのお仕置記02 給食袋

誰もいないリビングで、情報番組の安っぽい音声だけが反響している。今週二回目のおねしょのお仕置きに加えて、夫と子供の送り出し。慌ただしかった朝とは打って変わって、嘘のように静かな平日の昼下がり。

一息吐こうとお茶を汲みに立った母親は、台所で一つの難題を思い出した。洗い桶の水に漬かった、給食用の箸ケースである。昨日、帰ってからすぐに洗わなかったために、表面には汚れがこびり付いている。

「毎日使うものなんだから、学校から帰ったらちゃんと出しておきなさい」

何度も口を酸っぱくして言い聞かせてはいたが、アキはまだまだ忘れ癖が残っているのか、たまにこうして出し忘れる。衛生観念は今のうちに身につけさせておきたいし、忘れ癖も治しておかないと、後で本人が困ることになるのは間違いない。

「またペンペンしておかないと、かな……」

とはいえ、一日に二回もお仕置きをするというのも、少し可哀想な気もする。しかも、今朝は布団叩きでお尻を叩いたのだ。今日は学校でも一日中、ヒリヒリするお尻で授業を受けていることだろう。

とりあえず、お湯が沸くのを待つ間に、洗い物をすませてしまうことにしよう。台所には、箸を洗いながら、子供へのお仕置きの加減で悩む母親の姿があった。

続きを読む

アキのお仕置記01 おねしょのお作法

初夏の早朝。アキは目覚ましが鳴るより早く、布団の中の違和感に気づいて目を覚ました。眠い目をこすりつつ肌掛けを捲ると、少し湿った感のあるパジャマのズボン。ごく少量ではあるが、未だに直しきれていない粗相の証であった。

やってしまった。大惨事とは言わないまでも、今週二度目の失敗である。いつもより厳しいお仕置きは免れないだろう。朝から気が重くなる。いや、遠目には濡れていることすら判らない、ほんの少しだけ湿っている程度。

汗をかいたと言えば……。逡巡して、やはり正直に告げることに決めた。以前、似たような言い訳をして、股間だけが濡れていることを突かれ、何倍も厳しいお仕置きを受けたことがあったのだ。
アキはズボンとパンツを脱ぐと、シーツを剥がして一纏めに抱えた。ベッドの上には、念の為におねしょマットが敷いてある。そのおかげでマットレスへの被害はない。纏めた洗濯物を脱衣所へ持っていき、トイレをすませてから台所の母親に報告した。

「おはよう。 あら、またやったの?」

朝食の準備をしていた母親は、アキの涼しそうな姿を見るなり状況を察した。それもいつものこと。慣れたもので、母親は台所で背を向けたまま下半身裸のアキに告げた。

「今ごはん作ってるから、部屋で正座して待ってなさい」
「アキは今日もお尻出しながら朝ごはんか」

当然、お仕置きです、とばかりの母親に、リビングで朝から文庫本を読んでいた父親が、苦笑いしながら言った。

「ほどほどにしときなよ? おねしょなんて、そのうち治るんだから」
「ダメ、こういうのは小さいうちにちゃんとしておかないと」
「でもたまには、ゆったりとした朝の時間を……」

それぞれの用をこなしながら教育論を語り合う両親を尻目に、アキは自室に戻っていった。

現場であるベッドの前で正座して待つこと十分あまり。痺れた足をよじってごまかそうとする度に、裸のお尻がこそばゆかった。監視されているわけでもなかったが、足を崩すことはしない。不意に母が入ってきたら大変だ。

この素直さも、たっぷりとお尻を通して教えられた態度である。

「――はい、お待たせ。 どれ、やったの?」

不意にガチャッとドアが開くと、エプロンで手を拭きながら母親が入ってきた。忙しい朝の時間は貴重だ。部屋に入るなり、ベッドに敷かれたおねしょマットをチェックする。

「ほとんど濡れてないね。 まあ、素直に言えたのはえらかったね」

グリグリと頭を撫でる。もしかしたら、このまま許してもらえるか? と、これまでほとんど無かったことを、一瞬、期待してしまう。

「さ、それはそれとして、今週二回目よ? お尻、うんと赤くしないとね!」

言いながら、お尻を出すように促す母親。やっぱり、と思いながらも、淡い期待の反動でアキは一息に落ち込んだ。四つん這いで母にお尻を向けながら、もしかしてと、ちらりと時計を見た。無情にも針は七時十分を指している。残念ながら、学校に行くまでの時間は充分にあった。

「学校でも反省できるように、今日はちょっと厳しくするからね」

湿気のこもった夏の朝、気怠い眠気も吹き飛ばすようなお尻叩きが始まった。

……

ピシャリ、ピシャリ、と小気味よい音がする。開いた窓から通勤途中の人々に丸聞こえだろう。

「ほら、お尻逃げない」

連続する平手打ちに、思わずお尻が横に逃げた。無論、躾の範囲に収まるように手加減はしているが、痛いものは痛い。腕を大きく振りかぶらず、手首を使った軽い叩き方とはいえ、むき出しのお尻への矢継ぎ早の打擲は、とても、ペンペンなどと可愛く言える行為ではなかった。

「ちゃんと受けなさい!」

それた平手が何発か当たり、まだらに赤く染まった太腿を掴まれ、グイッとお尻を引き戻された。フローリングの上をアキの軽い体が滑る。

「いつまでもおねしょしてると、みんなに笑われるよ!」

お尻が程よく色づき始めた頃、いつものお説教が始まった。

「何度も何度もお尻叩いてあげてるけど、ちゃんとわかってるの!?」

自分だって、したくてしているわけではない。ちゃんと寝る前にトイレにだって行ったのに……。平手打ちの痛みに悔しさや悲しさが混じり、ついにアキの目から涙があふれる。

「泣いたってしかたないでしょ」

そうしている間もピシャリ、ピシャリ、とお尻叩きは続いている。およそ二秒に一回のペースで、お尻に手形が重なっていく。いつもなら反省の頃合いを見て、そろそろお許しがもらえるはずである。だが、厳しくするという宣言通り、今日のはかなり念の入ったお仕置きだった。

「ほら、しゃんとしなさい!」

バシッ!!

不意に一際強い平手打ちをおいて、長々と続いていたお尻叩きが止んだ。ヒリヒリと熱を持って汗ばんだお尻を撫でて、やっと一息つく。しかし、安心したのも束の間、母親の姿がないことに気付いた。許しの言葉も無いまま消えた母親に、嫌な予感がした。

「仕上げにこれでペンペンするからね」

――隣の部屋から戻ってきた母親は、お仕置きの続行を告げた。手にはピンク色の布団叩きが握られている。よくあるハート型ではなく、丸型のプラスチック製のものだ。

「こうでもしないと懲りないようだからね」

思わずアキの表情がぐしゃりと歪む。この布団叩きの恐ろしさは、よく知っていた。昔から再三注意されても聞かなかった時など、これの出番となるのである。

「さあ、早くお尻出して! 一……二……」

グズグズしているアキの態度を見て、母親は声を低くしてカウントをはじめた。小さい頃からの決まりで、三つ数える間に従わないと大変なことになる。条件反射。アキは素直に四つん這いになると、腫れたお尻を差し出した。

「最初っからそうしなさい」

ビュッ!!

風を切って素振りを一回。滅多に使わない道具だけに、力加減も慎重にならざるをえない。間違っても、子供に酷い怪我をさせてはいけないのだから。

ビュッ!

二度目の素振りで感覚を掴むと、母親はアキのお尻に注意深く狙いを定めた。子供の為を思っての一連の行動だが、しかし、当のアキにとっては別の効果もあったようである。お尻を晒している時に聞かされる素振りの音ほど、怖いものはないのだ。

「三発いくよ」

熱を帯びたお尻に、布団叩きをピタピタと当てられる。一瞬、ひんやりしたプラスチックの感触に気持ちよさすら感じてしまう。だが、次の瞬間、その何倍もの衝撃と熱を味わわされることになるのだ。

ビュッ!

母親がアンダースロー気味に布団叩きを振るう。

バチィッ!!

それがお尻に当たった瞬間、息も止まるような痛みがアキを襲った。ひんっ、と情けない声が漏れ、涙と鼻水が噴き出してくる。すでに手形が幾重にも重なって真っ赤になったアキのお尻に、クッキリとしたサークルが描かれた。

ビュッ! バチィン!!

続いて二発目、先程と同様に的確にお尻の真ん中を打ち据えた。思わずお尻を跳ね上げるほどの痛みに、ついに嗚咽が混じりはじめる。

「最後だよ!」

ビュッ! バチッ!!

痛みにお尻が暴れ、やや右に逸れたものの三発目もしっかりと円を描く。まだ小さなアキのお尻には、布団叩きの形そのままのサークルが三つ重なっていた。

「はい、おしまい」

もうしないのよ、とポンポンと頭を撫でられて、お仕置き終了の合図。辛い罰の時間は終わり、日常が戻ってきたという印である。

だが、声を上げて泣き始めてしまったアキは、まだ自分の涙の止め方も分からず、しばらく涙を流していた。

……

「ほら、早くしないと遅れちゃうよ!」

七時五十分。泣き止んだアキは、お尻にアイスノンを当てながら、慌てて朝ごはんを食べていた。父親は一足先に家を出たようである。テーブルの上に読みかけの文庫本が伏せたままだ。

「もう時間ないから、ここで着替えてそのまま行きなさい」

言うなり子供部屋から着替えとランドセルを取ってきて、アキに靴下を履かせはじめてしまう母親。口にごはんを詰めたまま、なにごとかモゴモゴと言うアキ。

「返事はいいから、あんたはさっさと食べちゃって!」

こうやって時間に追われていると、いつの間にかお尻の痛みも消えてしまう。だが、教室に入って席に付けば、また、しっかりと朝のお仕置きを思い出すだろう。そうしてジンジン疼くお尻で一日過ごし、本当に反省するのである。

「ああ、もう給食袋そのまんまじゃないの! 今日は割り箸でいいわね!!」

洗っていない箸ケースを抜き取って、買い置きの割り箸をそのまま突っ込む。洗っている時間はもちろん、お尻を叩いている時間も言うまでもなく無い。まして、さすがに朝から二連続でお仕置きなんて、二人とも願い下げだ。まったく慌ただしいが、これもこの家の日常の姿。かように、朝の時間とは貴重なのである。


※実はオネショネタが被ってしまうので、以前書いたまま放置していたもの。最近、なぜか色々と忙しくなってしまったので、しばらくはアップ&返信ペースが不規則になるやもしれません。


他の罰との組み合わせについて語ってみる その1『お縛り』

みなさま、こんばんは。ブログを立ち上げて以来、日々の中でお仕置きについて考える時間が大分増え、楽しいやら、後ろめたいやら、そこそこ充実しているしおごはんです。

いきなりですが、―お尻叩きのお仕置き―。この何気ない一文に含まれるシチュエーションは、実に膨大ですよね。お膝に乗っけて、裸のお尻に平手打ちを与えるというプレーンな形態もあれば、椅子に手をつかせ、樫のステッキで打ちのめすのも、また一つのスタイルでしょう。

場合によっては、その前後や途中に別の体罰が加わるかも知れません。正座やお立たせ、ゲンコツにビンタ、あるいはお灸にお浣腸……。置かれた状況によって、与えられる苦痛の程度や罰の主従が入れ替わり、それこそ、無限通りに近いお仕置きの情景を生むわけです。

というわけで、今日は少し厳し目のお題、他の罰との組み合わせについての第一回目。とりわけ『お縛り』に着目して語ってみたいと思います。

続きを読む