桃尻文庫

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archive: 2016年01月  1/1

押入れ読書

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押し入れの二段目に座って本を読む。鴨居に頭をぶつけそうになっても、やめられない。これは秘密の楽しみである。家族に見つかると叱られてしまうのだ。「コラ!」という声に慌てて飛び降りても、入り口は塞がれているから逃げ場なし。その場でパンツを下ろされて、お尻に手形が残るくらい叩かれる。バチーン!!と、耳がキンキンするくらいの音を立てて。火が点いたように泣き出して、畳の上にベチャッと潰れる私。  「...

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除夜の尻叩き(Fm)

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一、十二月の三十一日、久しぶりに実家に帰った。自分の家に入るのに呼び鈴を鳴らすというのは、いつまで経っても慣れないものだ。それでも母親に鍵を開けもらって家に上がると、懐かしい、古い家の独特の匂いがした。ここは変わらない。この家もそうだし、周りの家々もだ。ただちょっとだけ、みんな白髪や皺が増えて、立派だった門松が慎ましい物になってはいたけれど。  「ただいま」お互いに照れくさいから、挨拶もそこそ...

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明けました

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新年、あけましておめでとうございます。 しおごはんです。昨年は、コメントに、拍手に、Twitterに、多くのかたにお世話になりました。あらためまして、日頃、桃尻文庫を御愛顧くださっている方々に御礼申し上げます。今年は申年。スパンキングにぴったりな真っ赤なお尻のお猿さんが干支の、貴重な一年ですね。せっかくなので、お尻叩きのお仕置きの妄想も、より深めていきたいと思います。お猿さんに負けないくらい真っ赤なお尻...

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