2019年03月 - 桃尻文庫

スパモノレビュー『エレクトリップ ManguSta 恥辱風紀委員会』

スパンキングシーンの豊富なことで有名なゲームが、50%オフ(4/15までだそうです)になっていたので買ってみました。

ManguSta 恥辱風紀委員会

学園モノですが、お仕置きや懲罰という単語がホイホイ出てくる楽しげな作品です。メインストーリーはネタバレになるのでさておいて、肝は特殊過ぎる権限を持つ風紀委員として罰を与えまくる、エロゲらしい展開ですね。

開幕、ズラリならんだ下着チェックからの別室送りでお尻に懲罰の鞭。まるでよく見るお仕置き小説のような……とか思っていたら、さらに連続でOTKの平手打ち。なんだか凄く"合致"する感じ。

もしや、やっとコレだ!というゲームに出会えたかな?と、言う感じで進めていたら、パドル、四つん這いなどなど、他シチュエーションも挟みつつながら、結構いろいろなお尻叩きが見られました。まだ全シーンを見たわけではないですけれども。

前の二つは確か体験版でも見られたはずですので、PCお持ちの方はチェックしてみると良いかもです。

舞台が舞台なので純粋な躾というよりは懲罰や尋問、快楽責的な趣なのですが、反省を表すためにごめんなさいを言わせるシーンですとか、母親の"お仕置き"に言及するシーンですとか、ところどころ刺さる会話が含まれていたりもしたので、エロに抵抗が無ければオススメかもしれません。

追記…ただし、走らせるとか立たせておくとか授業風景とか、学校でありそうな罰という感じでは無かったので、そこは注意かもしれません。お尻叩きが多いなという事以外では、あくまでもエロゲ的なモノがメインでした。

ハタキの柄

節くれだった細い竹の棒がある。何年も前から、私たち姉妹のお尻叩きに使われてきた棒だ。年月を経て飴色になったそれは、とても硬く、それでいてよくしなり、今まで私たちのお尻に無数の線状の痕を刻み込んできた。

元は掃除道具のハタキの柄である。最近では余り使わないが、まだ母が子供のうちは、先端に細かく割いた端切れを結わえ付けて、普段の掃除にも使っていたらしい。そして、同時に悪い事をした時の躾にも。

眼の前にある一本の竹の棒は、既に大人と変わらない背丈になった私よりもずっとずっと長生きで、こんなにも細いのに、親子二代に渡って畏怖の象徴にもなっているのだ。

この頼りなげな竹の棒が、ひと度、母の手によって繰られると、子供の私たちにとっては、どんな架空の驚異よりも恐ろしいものになる。まるで生きているかのように素早くお尻に食らいつき、ありったけの涙を絞り出させるまで、何度も何度も執拗に噛み付いてくるのだ。

操っているのは、もちろん母。けれども普段の優しいイメージと、このお仕置きの時の痛みと恐怖とを、昔から私の中では、どうしても上手く結び付けることができずにいた。思えば、そうした負の感情は全て、この一本の竹の棒だけに集中してしまっているように感じる。

おそらくだが、母もその役割に気づいていると思う。昔、母自身もこれでお尻を叩かれていたのだと聞かせてくれたとき、幼い頃の母は、この棒をこっそり捨てようか、あるいは隠してしまおうかと、何度も思ったと言っていた。それでも、結局できなかった。これを失くしてしまったら、なにか大変なことが起こる気がして、と。

その時の私は、きっとバレた後のお仕置きが怖かったのだと思った。でも、最近は違う考えだ。もしも、この棒が失われてしまったら、今度はあの恐怖と痛みが、優しい母の存在と一体になってしまうんじゃないかと、そんな気がするのだ。

奇しくも、これほど厳しい罰を躊躇いなく、しかもしょっちゅう科す母であるというのに、私たち姉妹は今の今まで、直接、母の手で頬や頭を叩かれた記憶がない。思い返せば、いつも怒った母との間には、必ずこの一本の竹の棒があったのだ。

確かめたわけではないけれど、もしかしたら母と祖母との間にも、この一本の竹の棒がずっとあったのではないか。そう考えると、これは恐ろしい鞭であると同時に、私たちを守る盾でもあるのかもしれないと想像してしまう。

だから私は今日も、こっそり手に取った竹の棒を迷いに迷って、また、元の位置に戻しておくのだ。下着に擦れる、腫れたお尻の疼きと戦いながら……。